皆様、いつもご覧頂きまして誠にありがとうございます。
一週間以上も投稿をサボってしまいました。(汗)
8日の投稿を終えてから、翌の9日(水)に江戸川のKさんと彼女さんがお見えになったのを皮切りに足立区のHさんご夫婦と同僚のMさん、マカティ在住で日本企業の駐在員をなさっているMさん御一家、結婚11年記念のお祝いにわざわざZAPPSにデートに来て頂いたSolさんご夫婦、そして昨日は進之助さんとお友達のKさんにお越し頂いて連日、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
お越し頂いた皆さんの人生の色々なお話をお伺いながら、日比の文化や習慣、家族に対する考え方の違いなどそれぞれのご夫婦が数々の困難を克服して皆さん、現在は円熟の域に到達されとても幸せな日々を送っておられ色々と刺激を受けて勉強させて頂く事が出来ました。
皆様には、わざわざカバナまでお越し頂いたにも関わらず何のおもてなしも出来ないで大変失礼致しました。
どうかこれに懲りずに又遊びにお出で下さい。
ありがとうございました。
「互いの国の文化を尊重する重要性」
捜査力が優れていると言われる日本でも布川事件、足利事件や東電OL殺人事件など死刑などの有罪判決が出た事件は無罪判決となるまで数十年以上掛かってしまう「冤罪事件」が少なからず発生している。
最近でも長らく冤罪だといわれてきた袴田事件について先月、再審を認める決定が出たが、48年間に渡って刑務所に収監されていた袴田巌さんがたとえ無罪を勝ち取ったとしても、無実の罪を被り続けた彼の大切な時間が戻ってくる訳ではない。
「罪と皮」と種類は違うが必要とされていない余計な皮を被り続けて51年間生きてきた漢は袴田さんの気持ちが痛い程理解出来る。(号泣)
話が少し飛ぶが、徳川幕府が終りを遂げて廃藩置県を受けた幕末の頃、武士に対する特権廃止の一環として帯刀の禁止が検討されたが、長らく続いた武家制度により「武士の魂」と信じられていた刀を直ちに取り上げる事は、反乱に繋がる可能性があるために明治政府になってから6年程はちょんまげや帯刀を認められていたのをご存知だろうか?
武士の魂である「刀」を失った士族は「刀」の代わりに「テテ(珍々)」を魂に置き換えたのだと漢は思っている。
その証拠にその後の日本の人口は増加の一途を示している。(爆)
剣豪の名を欲しいままにした宮本武蔵の「剣を極めんとする者の心得」をテテに置き換えてみたので紹介したい。
テテは心なり
心正しからざればテテも正しからず
テテを学ばんとする者は
まず心を学ぶべし
52年もの間、現代の「刀」であるテテをサヤ(皮)に入れて大切にしている武士(もののふ)の指針となっている。(血涙)
ここからが本題、、、、、、。
ビートたけしのTVタックルという番組で「ここが変だよ韓国人」というタイトルでやっていた。
ワンパターンの韓国批判だけなら見るのを止め様と考えていたが、番組では日本に在住する20代~30代のオリジナル韓国人20人の男女が参加していたのでどんな内容か気になって見る事にした。
まず最初に先日行われた日米韓首脳会談に於いて我が国の首相が韓国語で挨拶した時のパククネ大統領の無礼な態度について「あの態度についてどう思うか?」という質問に対して「おかしい」と感じた韓国人は20人中9人だった。
あの政治的パホーマンスは日本の外務省の読み通りに事が進んで、オバマ大統領も苦笑いして、韓国という国に対して世界から「幼稚な国」だと思わせるに充分過ぎる結果となってしまった。
自分自身も韓国という国と関わりだして26年以上が経過したが、1988年のソウルオリンピック後に徐々に経済が上向き始め、2002年に日本との共催でW杯を成功させて以降、急激に経済を伸ばしてきたのはご存知の通りでそれ以前は非常に貧しい国のひとつで日本の中古車で街中が溢れ返ってその当時は所得も日本の5分の1程度で物価も女も安く日本に憧れて出稼ぎに来る韓国人が数多くいた。
その意味で40歳くらい以降の日本人の多くが韓国の事を下に見ていると考えられるが、その反動からか日本に対して異常なほどの敵対心を持ってスポーツの世界に於いても日韓戦は韓国が負けたら国に戻れない程のプレッシャーを掛けられロンドンオリンピックのサッカー日韓戦は「竹島(独島)は韓国の領土」という政治的なメッセージを持って走った選手がいて批判を浴びたりしている。
そんな内容で番組が進んで行ったが、困った事に韓国の若者が竹島問題については20人中19人が竹島は韓国の領土だと信じていたり、靖国参拝に対して先の大戦に於ける戦犯の方とナチスのヒットラーとを同等に考えていたり、韓国は日本から西欧諸国が行った様な侵略を受けて植民地になったと信じ込んでいる事が残念であった。
これは一重に韓国政府が行った戦後教育の結果を如実に表しており、歴史を客観的に見る視点を持っていない事に驚いてしまった。
その後、韓国社会の価値観として女性の容姿を重要視して整形手術大国で韓国の76、1%の女性が何だかの形で整形を行っているとか、受験戦争並びに高学歴社会は日本の比ではなく大卒でも4割が就職出来ない人が居るなど、財閥がGDPの80%を占める韓国では僅か7%の人しか財閥企業に就職出来ずにそれ以外の人は落ちこぼれというレッテルを貼られるなどにわかに信じ難い話が続いた。
段々と面白くなくなってきたので観るのを止めようかと思った時に「韓国より日本が良いと思うか」という質問があって続きを見たら20人中13人が「日本が良いと思う」と答えていて「日本の文化が好きだから」という理由が多かった。
考えてみたら韓国に行き始めた25~6年前はは街中がハングル文字ばかりで漢字すら殆ど見る事が出来なかったが、1998年の文化統制が解除されてから徐々に「カラオケ」や「お土産」といった日本語が現れ始めて15~6年前から韓国のテレビで日本のアニメやドラマが韓国語に吹き替えられて流されるようになってそれを見た世代からその影響がでたのだと思われる。
それから日本と韓国の大きな違いに韓国の男性国民の満19歳から37歳までの間に兵役を義務としており、その理由は北朝鮮と現在も戦争状態が続いており、徴兵された本人は元よりその家族も兵役が終わるまで緊張状態が続く心情を話していたが、財閥系や政府高官の子息達は兵役の短縮や配属先も経理など過酷な訓練がない部署へ配属されている事実を目の当たりに見ていた自分としては可哀相に感じてしまった。
いずれにしても一部の特権階級の子息以外は過酷な訓練を受けて愛国心を植え付けられ逞しくなって戻って来るので韓国人の男性は「日本男児と比較して根性があって男らしくて優しい」と男女共に思っており、「日本人は甘えていてあきらめが早い」と口々に話しており、「カチン」ときたが少子化が進んだ今の日本を見ていると自分も含めて親が甘やかして子供を育てているのを考えると反論が出来なくなってしまった。(汗)
それから番組の最後に慰安婦問題や戦後日本が韓国のパククネ大統領のお父さんである朴正熙大統領の時に交わされた「日韓基本条約」を締結して当時の韓国の国家予算以上の膨大な賠償金を支払い、更に日本からの献身的な技術支援を得て急速に発展した「漢江の奇跡」と言われた近代韓国の歴史を学校で正しく教育されているのか?という質問には、苦し紛れで「教育を受けた」という発言もあった馬鹿なパネラーが横槍を入れて全員の確認を取れなかったのが残念であった。
またアメリカなどの他の国に慰安婦像を設置するなどの行為に対して質問があって20人中9人もの韓国人が「間違っている」と答えており、その理由は日韓の問題を外国で争うのは間違っていると極めてまともな答えを発言していた事に少しだけ希望の光が見えた気がした。
最後にビートたけしが本日のタイトルにある様に「大事な事はお互いの国の文化や歴史観を理解して付き合っていく事が重要だ」とテレビ的に巧く締めていたが、恥ずかしい話だが、自分も比国に来て12年余りが過ぎようとしているが、経済的な優位性を前面に出して日本人の考え方を押し付けてしまった結果、彼女の家族と離れ離れになった自分の過去を思い出しながら激しく同意する自分が居た。(汗)
以上。
先月、マニラから戻って以来、ある人と釣り堀に行った以外はロクデナシ行動を取っておらず、その釣り堀ネタも陳腐化してしまっているので少し硬めの記事となってしまいました。
明日(木)と明後日の(金)は店を閉めてスタッフやその家族、バンドメンバーと近所に住んで居られる日本人の人達と川遊びに出掛ける予定でおりますので、その時にでも何か面白い事があれば記事の投稿をしたいと考えております。
本日も最後までご覧頂きまして誠にありがとうございました。