皆様、いつもご覧頂きまして誠にありがとうございます。 昨日はお昼過ぎから知り合いの比国人不動産ブローカーと一緒に何ヶ所かの土地を見てきました。 理由は彼女と弟のモーリス達に秘かに私が考えている新しい商売をスタートする場所を確保するためで、先月同じような規模の水害が発生しても被害に遭わない立地と、その商売に相応しい場所であるか調べるのに良い機会だと判断したからです。 10月に大型ショッピングモールのSMが出来て人や車の流れの変化やバスやトラックなど交通規制もあって、以前は良いなと思っていた土地が微妙になっていたり、この場所じゃキツイなと思っていた場所の状況が変わっていたりと、とても有意義な1日を過ごす事ができました。 カバナは今後も人口が増加する事は確実ですので、商売自体を軌道に乗せる事は容易だと思うのですが、マネージメントを確立していかに継続して行けるかがポイントなので、その辺りをクリアーできるか検証しながら進めて行きたいと考えております。 でも出勤してきた彼女やモーリス夫婦にその件を真剣に説明していると、遠くを見ながら至って他人事の様な顔をしているのを見て不安が募る一方であります。(滝汗) 「真実の愛の『真実』その⑨」 ここまで10月度の荒行の連載をご覧になられた方はお気付きになられていると思うが、50歳を過ぎて頭部が薄くなったり、白髪が目立ち始めて顔中の筋肉が弛み始めたアイタタ親父は、お金でしか「真実の愛」を手に入れる事ができないという悲しい現実を、、、。 時々、ブログやFacebookなどのSNSを通じて娘でも通用する歳の離れた日比カップルの写真や孫のようなお子さんを抱えて写っている微笑ましい写真が日々アップロードされているが、その背景にあるのはそれなりの経済力に裏打ちされたものがあっての事であり、もしも銭がなかったらそんなものは一瞬で吹き飛んでしまう事は当然判っておられての事だと思っている。 その意味で「愛」や「幸せ」は金で買えるが、唯一残された「金」で買えないものは「時間」だけとなってしまい、過ぎ去った時間は当り前だが、年齢も50も過ぎれば残された時間はそう多くないと考えなければならないし、60代、70代ともなれば残された日(健康寿命=ティティが’元気)は残り僅かで、1日1日を大切に生きなければ本当にもったいない話である。 銭が無いならしょうがないが、銭がある人は死んであの世に銭を持って行けるのならまだしも、持って行けない銭を大事にして死んだところで、その残された銭が原因で愛する家族同士が憎しみあって争うだけで良い事なんて何もないのが「銭」の恐ろしさである。 残された嫁(彼女)さんが食うに困らないだけのモノ(事業or現金)を残して、子供には周りの人から可愛がられ、好かれるだけの躾をして、世の中にでて自立できるだけの学習の機会を与えれば充分であり余計な財産など与えてもロクな人間しかにならないのは明白である。 では50代以上の方は、今何をやらなければいけないのか? 漢が尊敬する吉田松陰のこんな格言がある。 「1日1字を記さば、1年にして365字を得、1夜1時を怠らば、100歳の間3万6千時を失う。」 この格言をロクデナシ流に訳すると 「1日1回ソクれば1年で365回発射できる、娘との1夜の出会いを怠れば100歳の間で36500人との娘の出会いを失う。」 是非今一度、この格言を強く噛み締めて最近は比国では空港で銃弾騒ぎで問題となっているが、その銃弾ではなく、あなたの体内のキ0タマ袋内で製造されている弾を一人でも多くのピナのキキの奥底に鎮座する子袋に命中させるために「人鴨」となって比国を訪れて活躍される事を願って止まない。 ここからが⑧の続き、、、、。 エアコンが効き過ぎている部屋での全身マッサージは体調的に無理だと判断した漢は足のマッサージだけを受けて、江戸っ子しか入らない様な熱い風呂に5分浸かってから全身を隅々まで丁寧に洗って6時少し前にサウナを後にした。 病み上がりでサウナでも煙草は我慢していたが、間もなく久しぶりの戦闘が待っていると考えると、気持ちが高ぶって禁断の1本に火をつけて肺一杯にニコチンを吸い込むと急にクラクラとして気分が悪くなってしまい道中にある蘇州飯店の店の前にある椅子に座りこんでしまった。 煙草が身体に悪い事は知っていたが、体力が落ちた人間には強烈で 思わず娘に電話して迎えにきてもらう醜態を演じてしまった。 迎えにきてくれた娘の肩を借りながらようやく部屋に辿り着いたものの、戦闘どころではなく暫く横になって娘に身体を摩ってもらいながら気分の回復を待った。 30分ほど横になっていると、どうにか気分が回復してきたが戦闘行為に入れる筈もなく、やる気満々だった娘に申し訳なくなってしまい以前働いていた仲の良い娘が「大虎」の隣の店に居るというのでその娘を誘って「大虎」で飯でも喰って同伴してやろうと申し出ると速攻でその娘に連絡を取って2人で「大虎」へ向かった。 大虎へ行くと大将が忙しそうにフライパンを振っておられたので簡単な挨拶をしてから、カウンター席に漢を真ん中にして両端に娘を座らせビールで乾杯をして簡単な夕食を摂った。 通常、マラテ界隈のKTVの同伴時間は9時前が殆どだが、なぜかその店は8時までという話で仕方ないので8時前にお会計を済ませてその店に入店した。 するとどうだろう、別のKTVで見た事のある娘達が一斉に席に寄ってきて、事の成り行き上、5名の娘を指名させられる羽目に(滝汗)なってしまい「何か飲んでいいよ」というと全員が「テキーラ!」と言うので腹を決めた漢はボトルを注文した。 それからが大変だった、、、、。 最初の2~3杯は理性があった娘達が徐々に壊れ出して奇声をあげながら大騒ぎになって気がつけば2本目のテキーラに突入してしまっていた。(血涙) そして暫くするとどこかで見た事のある貫禄たっぷりの男性がテーブルまで近づいて来られたのでお顔をよく拝見すると信州の御大であるK先生であった。(汗) それまで漢が、K先生に抱いていたイメージは美しくて淑やかな奥様と可愛いお子様達を大切にする家庭人だと思っていたが、その後の様子を拝見していると険しい「荒行」を敢行中で、テキーラボトルを入れられて漢と同じ「鴨の道」を突っ走しっておられるお姿を拝見して熱いものが涙が込み上げてきた。 話を元に戻すが、2本目が空く頃には仲の良かった娘達の喧嘩が始まりもう何を言っているのか呂律も回らない状態で、信州の御大もテーブルを移動される程の騒ぎで慌てて結構な額のお会計を済ませて周りにいたお客の皆さんに謝りながら逃げる様に店を出たのである。 その後、タクシーに娘を乗せて住んでいる所まで送ろうとしたが完全に酔っており「漢と一緒に寝る」と騒ぐので「余程お金が欲しいんだな」と悟った漢はタクシードライバーにマビニ通りを迂回して漢が泊まっている安宿まで行く様にお願いした。 安宿に到着して、部屋に入ってベロベロに酔った娘に漢のTシャツに着替えさせた瞬間に娘はベットになだれ込んで寝てしまった。 ホッとした漢は歯を磨いてから、短パンとTシャツに着替えてベットに入った瞬間に隣に寝ていた娘が便所に走ってゲロゲロが始まった。 結局その後、水を飲ませながらベットにゴミ箱を置いて顔を突っ込んで数回ゲロゲロするのを介抱してようやく眠りに着いた。 店で鴨られ宿に戻ってもゲロの処理をさせられてしまった漢は虚しくなって、急に前日食べた牛のスタミナ焼き定食が食べたくなって「大虎」へ向う事にした。 安宿を出ると毎日顔を合わせる関係で声を掛けて来る隣のKTVの呼び込みのお姉さんが「今日は本当に暇だからワンセットだけでも寄っていけ」と訴えるので、飯を喰った後で寄るからと言って大虎でスタミナ定食を平らげてから宿の隣にあるKTVを覗いてみた。 しかしそのKTVに入る前に「お金がない」というと「フリーで入って指名しなければ五百数十ペソだけだからお願い!」と言うので人生初のフリーで指名なしという飲み方をやってみた。 娘がローテーションで15分~20分おきに交代するシステムで、最初にやってきたのはホンコンの様な顔をした娘で、次は160パウンドはある小太りの娘、次は暗黒喫茶のヤギ軍団のヤギを色黒にして更に歯が出た娘で「この店の採用基準はどうなってんだ?」思いながらキムラの「来るものを拒まず去る者を追わず」を継承しているのかと思いながら、「だったらセット料金や指名料は取ったら駄目だよ」と独り言をいいながら我慢が出来なくなって1時間あまりでお会計を頼んで600ペソを置いて外に出た。 すると呼び込みの姉さんがやってきて「娘達に100ペソつづ渡しながら「LD飲んでも一緒でしょ」と話していたのをマネジャーが聞いてみたい」と言ってきたので「じゃ俺は出禁だね」と言ながら笑顔で宿に戻ってゲロゲロ娘を見ると熟睡しており、その日はそれで就寝したのであった。 最終章へ続く、、、、。 実はこの時点でカバナに戻るまで、まだ4日ほど残っているのですがワンパターンで面白みに欠ける内容なので駆け足で最終章に持っていきたいと考えております。(汗) 最初に真実の愛の『真実』を思い知らされ、その後台風が吹き荒れて博打にも負けて、終いには体調を壊してしまい散々な結果に終わった10月の荒行でしたが、終わった事は綺麗さっぱりと忘れて今月の荒行を実り多きものにしたいと考えております。 嫌な事を引きずらず、明るく前向きに生きる事は、私が比国で学んだ最大の収穫であります。(爆) 本日も最後までご覧頂きまして誠にありがとうございました。 |
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「真実の愛の『真実』その⑨」
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